Lealue lealue❇

日々を徒然るままに。想うまま暮らす。

刹那的?そう、刹那❄ 終

闘病中の事、記録として残して
おこう。


病理から、癌は癌だが何か解らない。
私の癌はそうゆう癌だった。

肺は左(手側)が2つ、右(手側)が3つに
分かれていて、腫瘍は左下に有った。
それと転移したリンパ節が数個を
摘出し6時間の手術だったらしい。
脇腹から切るので、右下になった
腕が鬱血したのか? 
麻酔が切れてからは切った場所より
肩が恐ろしく痛かった。
腕が切られてるんじゃないか!?
と思うくらい。


切って取ったはいいが、次の
抗がん剤を何を使えば良いのか
解らないと言う。
もっともスタンダードな
シスプラチンとアリムタが
投与された。

劇薬を体に入れるわけだから、
腎臓の働きを良くするために、
ソルダムを何本も使う。
置き針からソルダム
入る時、血管を冷たいソルダム
流れて行くのがわかる。
これは生理食塩水なのに、
体に合わず動悸がしてしまい、
ゆっくりと落とすしかなった。
大変だった。
両腕が紫色に変わるほどだった。


やっぱり髪は抜けたし便秘に
なったり副作用は有ったけど、
概ね軽い方だった。
幸いだった。
ワンクールやって経過観察に入る。
2年半、抗がん剤はよく頑張って
くれたけど少しずつマーカー値は
上がり、再発が決定してしまった。
3年もてば寛解、だめなら騙しだまし
やっていきましょう。

まあ、そうなった。

点滴薬にはステロイド
含まれている。筋肉組織を
壊すので、立つにも脚がぶるぶる
震えてしまう。
普段履いている靴が重くて引きずって
しまうのだ。
歩くには脚が重く、パンツを持って
手で脚を運ぶ。
ぺたん、ぺたん、ぺたん。
ゆっくりと進む。

肺は肺に溜まった血や体液が
体に吸収されるのを待つ。
陸にいながら、水の中で溺れている
よう。肺からポコポコ気泡のような
のが出て、小さなゲップをいつも常に
しているみたいだった。
これが一番嫌なやつ。血液が炭酸を
含んで流れているみたい。


遺伝子検査で私は陽性だった。
ALKはちょっと珍しいらしいし、
その上私は陽性。レアタイプかな。
分子標的薬が使える。
ザーコリが最初、1年半もった。次は
アレセンサ。今、10か月目。
いつまで効いてくれるかな。

頑張って、私!




Lealue🐚