Lealue lealue❇

日々を徒然るままに。想うまま暮らす。

ふぅん?

あなたのお年はいくつでしょうか?

 

子ども時代、学生時代、社会人。

年代によって呑みに行く

場所は変わる。また、

付き合いの程度によってもそうだ。

私は自由な身で、

稼いだお金は自分で使える。

家庭も子どもも無いので

気にする事はない。

 

中学時代の同窓会があった。

女優さんがかぶるような

大きいつばの帽子に

膝上のブーツを履いて

輪の中心にいた人を

見て私は驚いた。

当時、彼女は冴えない小太りの

女の子だったはずだ。

小太りだったが、背が大きかったか。

 

 

「久しぶりだね。変わったね。」

「努力したの。」

「うん、素敵になった。」

「私ね、親みたいな生活は

絶対に嫌だった。

だから頑張ったの。」

 

 

彼女のお家は家電の修理屋さん。

電気屋さんではないので、

店舗は構えてなかった。

今、思うと暮らしは

大変だったのかな。

そうゆう事って

昔は分からなかった。

彼女はダイエットの末、

モデル並の体型を

手にいれていた。

体が綺麗になると、

着るものやメイクや

振る舞いが変わってくる。

自分への投資として茶道や

お花なんかを勉強したらしい。

 

恋愛はせずに、結婚前提を

視野に合コンやら会員制の

クラブに入会したとの事。

大手企業の独身寮がある駅、

遊び場、丸の内の勉強会、

あらゆる所に網を張り、

引っ掛かったのが、

旦那さんだと言う事だ。

 

「…へえ。凄いね。」

 

皆から勝ち組だよ~!とチヤホヤ。

彼女は自分の努力で貧しい生活から

抜け出した。理想の生活は

送れているのだろうか?

住みたい町1位の町にある

大きなお屋敷。

バス停に名前が付くお家。

年の離れた旦那さん。

Facebookに上げられた趣味は

テーブルウェアデザイン。

 

おめでとう、

成り上がりました。

 

 

Lealue